第6回講師研修会
新型コロナウイルス感染症予防対策としてWebを活用した社内外の研修が増えており、当協会にも多数問い合わせをいただいております。
こういった状況を踏まえ、当協会関係の講師さんにも体験を兼ねてZoom機能を使用したオンラインよる第6回講師研修会を実施致しました。
開催日 | 令和2年5月30日(土) |
テーマ | 双方向型研修のポイント(まとめ) オンライン研修の体験と講師の役割について |
参加者 | 当協会関係講師 30名 |
講師
Zoomによるオンライン研修会
冒頭、機能の確認も合わせオンライン研修等の経験について「投票機能」を使って確認したところ、Zoom経験者は約4割いましたが、オンライン研修の講師経験になると約1割といった状況でした。
続いて林先生講義風景
一般講習では受講者の方は講師以外の顔はほとんど見えませんが、分割画面には顔が写せますので、その点(自分の顔が共有されている)については意識せざるを得ないようです。
当日参加者30名を7つにグループ分けし、グループワークの体験もしました。
ここでは、チャット形式や手書きのメモ、Wordなど他のソフトを利用して記録することや、その記録を全体で共有することもでき、リアル講習のグループワークより効率的な面も感じられました。
反面、長く小さな画面に集中していると、リアル講習より疲れを感じることもあります。
そこで、「整体セッション」も設けられていました。これなども、実際のオンライン講習で不可欠ではないかと思われます。
その場で「イチ・ニ・サン・・・イテテ・・・」、何せ皆さん平均年齢は軽く60オーバーです。
動画の視聴も行いました
テーマごとにグループ討議を行い全体で共有する作業を数回繰り返すうち、あっという間に時間が過ぎ、各グループでまとめを行い、全体で共有しました。
当初は「(参加者の年齢層が高いので)つながらない人が続出するのでは」という懸念がありましたが、通信環境がある程度確保されていれば、初めてでもそう難しいものではないということが体験できました。 今回のようにシステムを熟知した専属スタッフがついて下さり、ある程度事前に打合せをしておけば、講師を担当することも可能ということを大半の参加者が実感されたようです。
また、北海道から沖縄まで、普段顔を合わせることが困難なメンバーがリアルタイムで手軽に会話や作業を行えることは、あらためてスゴイことだと実感もした次第です。
オンライン講習はリアル講習と比較し一長一短はありますが、手書きソフトやチャット機能など使える機能が多く、やり方次第ではリアル講習より充実した内容を提供できるのではないかと思われ、また、昨今の感染症に対する環境の激変を考慮すれば、オンライン講習の提供・充実は避けて通れないものと思われますので、協会も環境づくりを進めるとともに各講師さんにも一層の精進をお願いして終了しました。
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