第7回講師研修会
前回(5月30日開催)に引き続き、Zoom機能を使用したオンラインよる第7回講師研修会を実施致しました。
今回は実際にオンラインによる講習の講師を依頼されることを想定し、注意事項やノウハウについて学びました。
開催日 | 令和2年10月1日(土) |
テーマ |
オンライン研修での注意事項 事前準備の重要性 当日運営の演習 |
参加者 | 当協会関係講師 30名 協会スタッフ 1名 |
講師
今回も冒頭オンライン研修等の経験について「投票機能」を使って確認したところ、オンライン研修の講師経験が前回(5月30日)から4か月余りで約1割から約4割に増加していました。参加メンバーもある程度入れ替わっていますが、社会全体としてもテレワークの増加など、短期間でオンライン化が進んでいることが伺われました。
オンライン研修での注意事項
林講師より、経験を踏まえたオンライン研修特有の注意事項について説明があり、それに対しての質問も活発に行われました。
また、ツールの違いについては、今回使用したZoomに加え、Microsoft Teams及びSkypeの三点についての概略・特性などについて説明がありました。
質疑応答では各参加者の習熟度に応じた質問がありましたが、「ヨコ文字の専門用語が多く分かりにくいので、出来れば日本語を添えて説明してほしい」というご意見もあり、これは正に普段の講習で我々講師側にも求められることだと思われました。
事前準備の重要性
オンライン講習では普段の講習以上に綿密なタイムスケジュールを作成しておく必要があることなどを学びました。
一つには、お客様との打合せ、とりわけ技術スタッフの方との打ち合わせをする際各項目の時間の目安、使用するツールなどを予め知っておいて頂くためであり、また、オンライン講習では想定外のアクシデントが発生する恐れもあることから、現在の進行状況の把握・以後の実施項目の取捨選択などのためにも必要とのことです。
当日運営の演習
実際にどうやって進めていくのか、特にグループワークの進め方などの模擬演習を行いました。
講師役をその場で決め慣れないテーマでトライして頂きましたが、さすがに普段からの実践の成果か、ソツなくこなして頂きました。
個人ワーク3分で書き出してからの3~4名によるグループワークでしたが、討議で意見を集約するなどの成果を期待する内容であれば、ある程度の時間を確保しないと難しいということを学びました。
整体セッション
前回に引き続き「整体セッション」も3回設けられ、うち1回は座ったままで出来る内容も学びました。
今回は特に個々の動作の意味について詳しく説明していただき、興味深いものがありました。
オンライン講習では不可欠な項目と思われますが、普段の講習でも活用したいと思います。
まとめ
今回は通信がうまく行かないケースもあり、現場の技術スタッフの必要性について実際に目の当たりにし、充分認識されました。
また、多くの講師さんの共通の疑問点・不安点として
- 動画やパワーポイントなどの表示、切り替えがスムーズにできるか
- グループワークがうまく進められるか
- 受講者個々の知識・経験・理解度 などが把握できるか
といったことが挙げられ、関根先生・林先生の回答はもちろん、講師さん同士でも経験者によるアドバイスが行われたりと、前回よりはるかに活発なやりとりがあり、盛況のうちに研修会を終了しました。
このページをシェアする
講習会をお探しですか?