【第1章】第2節 足場の材料、構造及び組立図①
1 枠組足場①
(1)枠組足場は、鋼管を門型に溶接された建わく、ジャッキベース、交さ筋かい
鋼製布板などの部材を組み合わせて、積み上げて構成する仮設足場です。
1952年(昭和27年)アメリカビティスキャホード社より輸入したことから、建枠のことをビティ、枠組足場のことをビティ足場と呼ぶこともあります。
①組立、解体等作業が比較的容易である
②部材の強度が高く、耐久性に優れているため安全性が高い
③地上から45mまでの建物が構成できる(14階建てまたは15階建てに相当)
④複雑な構造の足場や狭い場所には適さない
※根がらみパイプは敷板にジャッキベースをくぎ打ちした場合省略する事も可能。
(2)最大積載荷重
わく組足場の積載荷重は、建わくの幅に合わせた床付き布わくの種類(幅)と使用枚数で決まります。
建わくの幅(㎜) | 床付き布わく | 1スパン㎏/1層 |
---|---|---|
1,200(1,219) | 500㎜+500㎜ | 500 |
900(914) | 500㎜+240㎜ | 370 |
600(610) | 500㎜ | 250 |
※(カッコ)内はインチサイズ
(3)使用部材等
わく組足場の使用部材は厚生労働省の規格を満たしていなければいけません。
※株式会社日本機材カタログより
わく組足場の壁つなぎは、垂直方向9m以下、水平方向8m以下の間隔で取り付ける
※以上 株式会社日本機材カタログより
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