【第3章】第6節 保護帽の使用方法及び保守点検の方法
1.構造規格や取扱説明書の確認
1.構造規格(「保護帽の規格」)
第四条
物体の飛来又は落下による危険を防止するための保護帽は、帽体、着装体及びあごひもを有し、かつ、次の各号に定めるところに適合するものでなければならない。
着装体のヘッドバンドは、着用者の頭部に適合するように調節することができること。
着装体の環ひもは、環の大きさを調節できないこと。
第五条
墜落による危険を防止するための保護帽は、帽体、衝撃吸収ライナー及びあごひもを有し、かつ、リベットその他の突出物が帽体の外面から6mm以上突出していないものでなければならない。
第九条
保護帽は、見やすい箇所に次の事項が表示されているものでなければならない。
製造者名
製造年月日
物体の飛来若しくは落下による危険を防止するためのものである旨又は墜落による危険を防止するためのものである旨
2.使用方法と点検
ヘッドバンドは頭の大きさにキチンと合わせて調節します。
保護帽は真っ直ぐ深く被り、後ろへ傾けて被らないようにします。
あごひもの締め方等調整方法は、取扱説明書に従って正しく行います。
保護帽の耐用年数は熱可塑性樹脂製の保護帽は、異常が認められなくても3年以内、FRP等の熱硬化性樹脂製の保護帽は5年以内、着装体は1年以内で交換を勧めています。
●保護帽の20のチェックポイント
(一般社団法人 日本ヘルメット工業会「保護帽の取り扱いマニュアル」より)
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