【第5章】第1節 フルハーネスの装着の方法②
2.フルハーネス型墜落制止用器具の装着
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取り扱い説明書に従って装着します。
腿ベルトが水平型になっているハーネスを緩く締めていると、墜落時の落下距離が延び「股間」を損傷する可能性が高くなります。
腿ベルトがⅤ字型のハーネスもしっかりと締めるようにしましょう。
また、Ⅾ環の位置が肩甲骨の下部にあると、墜落した時の衝撃荷重が腹部を直撃することもあり、大変危険です。特にハーネスと胴ベルトが一体となったものは腹部の損傷が重篤となる可能性があります。
- 作業服装、装着の点検をします。
【装着方法】
【実技】
二人一組になり、対面してお互いに指差し呼称を行いましょう
客観的に他人に観てもらうことが大切です。
フルハーネス型墜落制止用器具は、装着時に各ハーネス(ベルト)を金具等で調節する必要があるので時間がかかります。
体形が異なればその都度調節が必要になるので、フルハーネス型の墜落制止用器具の使いまわしは好ましくありません。
(1)ヘルメットの着用 真っすぐヨシ
(2)ヘルメットのあご紐 ゆるみヨシ
(3)上着の収まり ヨシ
(4)袖口のボタン止め ヨシ
(5)保護手袋 着用ヨシ
(6)ズボンの裾じまい ヨシ
(7)フルハーネス胸ベルトの締まり ヨシ
(8)フルハーネス胴ベルトの締まり ヨシ
(9)フルハーネス腿ベルトの締まり ヨシ
(10)Ⅾ環の位置肩甲骨の上部 ヨシ
(11)フックの動き ヨシ
(12)ランヤードとⅮ環の接続 ヨシ
(13)ランヤードの取り回し ヨシ
(14)安全靴締め紐の緩み ヨシ
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