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【第5章】第4節 墜落制止用器具の点検及び整備の方法

墜落制止用器具の点検及び整備の方法

第2章第4節を参照(毎日手入れを行ってください)

多忙な業務や横着などが理由で、各種の点検活動が省略されたり何年も放置されたりすることがあります。
中には重大な労働災害の原因となってしまい「点検さえしていればすぐに不良個所が発見でき、未然に防止できたはずなのに・・・」と、後から悔やまれることもあります。

各種作業主任者の業務に保護具や安全設備の点検が明記されているように、まずはその作業の管理監督者が点検の実施を計画・促進し、実施確認しなければなりません。

が、第一線の作業者が、誰に言われなくても自ら点検を実施する、さらに言えば「点検しないと気持ちが悪い」と感じるまで教育・訓練を継続することも重要です。


各種安全活動を行うことの結果として「不安全な行動」や「不安全な状態」を減らしていくことが安全化につながります。

このことをよく理解したうえで、点検活動にも取り組んで頂きたいと思います。


不安全な状態と不安全行動の関係

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