厚生労働省発表 令和6年 STOP!熱中症 クールワークキャンペーン
厚生労働省は、本年5月1日から同年9月30日まで、事業場での熱中症予防対策の徹底を図ることを目的に「STOP! 熱中症 クールワークキャンペーン」を展開しております。
※4月を準備期間とし、7月を重点取組期間とする
キャンペーン期間中に実施すべき事項
詳細はこちら:令和6年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」実施要綱 PDF」
1、WBGT値(暑さ指数)の把握
日本工業規格に適合したWBGT値測定器を使用し、WBGT値を随時把握しましょう。
⇒ さらに詳しく 暑さ指数(WBGT値)の活用
2、WBGT値(暑さ指数)の評価
WBGT値が基準値を超え、または超えるおそれのある場合には、WBGT値の低減をはじめとした、以下の3~5の対策を徹底しましょう。
3、作業環境管理
WBGT値の低減対策や、休憩場所に水や氷など身体を冷やすことのできる物品および設備等も準備しましょう。
⇒ さらに詳しく 作業環境の整備(作業環境管理)
4、作業管理
WBGT値が基準値を大幅に超える場合は作業時間の短縮や中止なども考慮しましょう。熱への順化、水分及び塩分の摂取、服装などへの対策も大切です。また、必要に応じて作業開始前や休憩時間中のプレクーリング(冷水等で体の深部体温を下げること)も検討しましょう。
⇒ さらに詳しく 作業内容への気配り(作業管理)
5、健康管理
健康診断結果に基づく対応をはじめ、日常の健康管理や労働者の健康状態を頻繁に確認するようにしましょう。
⇒ さらに詳しく 作業員の健康状態の把握(健康管理)
6、労働衛生教育
熱中症に関する教育研修は機会をとらえて行いましょう。また雇入れ時や新規入場時に加え、日々の朝礼等の際にも繰り返し実施していきましょう。
⇒ さらに詳しく 熱中症に対する教育や訓練(労働安全衛生教育および管理体制)
7、異常時の措置
少しでも異変を感じたら救急措置をしつつ、症状に応じては病院に搬送したり、救急隊を要請するなどしましょう。
⇒ さらに詳しく 熱中症を発症した時の対処(応急措置)
8、熱中症予防管理者の業務
WBGT値の低減対策の実施状況の確認、労働者の熱順化状況や体調の確認、WBGT値の測定結果によっては作業の中止や中断の決定、職場巡視を行い労働者の水分及び塩分の摂取状況の確認など、管理体制を整えましょう。
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